宅建士って役に立つの?儲かるの?将来性は?次のステップは?

教えて宅建士|なる方法・将来性・求人・仕事内容・ステップアップ

 

宅建試験は、数ある資格試験の中でも、毎年約20万人もの受験生が集まる”超”人気資格です。

でも、本当のところ、宅建士って、役に立つのか?儲かるのか?将来性は?次のステップは?

みんなが知りたい宅建士情報を本気で調査してみました。

 

宅建士とは?

宅建士とは、宅地建物取引業法に定められている国家資格の取得者のことで、宅建業者が行う不動産取引について、購入者等の利益保護と円滑な不動産流通に資するよう法定事務を行う不動産取引の専門家です。

 

宅建士になる方法

宅建士とは、宅地建物取引士証(宅建士証)の交付を受けた者をいいます。

宅建士になるには、以下の手続きを経なければなりません。

宅建試験受験 ⇒ 合格 ⇒ 都道府県知事に資格登録 ⇒ 宅建士証の交付

 

宅建試験に合格しただけでは「宅建試験合格者」にすぎません。

資格登録をすると「宅建士資格者」になり、宅建士証の交付を受けてはじめて「宅建士」になるという流れです。

 

宅建試験とは?

宅建試験には受験資格の制約はありません。年齢、学歴等に制約はなく、誰でも受験できます

試験は毎年1回、通常10月の第3日曜日に都道府県ごとに行われます。

合格発表は12月にあります。

宅建試験の難易度については、「難しい」とよく聞きますが、実際は数ある国家資格の中では取得しやすい「やさしい」資格と言えます

合格率が低い(15~17%)ので難しいと思われがちですが、知名度が高いために受験レベルに達していない受験生も相当数いるのが実態であり、見た目(合格率)ほどの難易度はありません。

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資格登録とは?

宅建試験の合格者は、都道府県の登録窓口で資格登録の手続きをすることができます。

資格登録することで、宅建士証の交付を受けることができます。

資格登録には要件があり、次の3つの要件を満たしていなければなりません。
① 宅建試験に合格していること
② 実務経験が2年以上あること(または登録実務講習を修了していること)
③ 登録の欠格要件に該当しないこと

なお、資格登録は任意です。登録をしなくても合格が取り消されることはありませんが、宅建士として活動することはできません。

資格登録は生涯有効です。

しかし、宅建士証には有効期間(5年)があり、有効期間が満了する前に更新申請を行う必要があります(満了後であっても新たな宅建士証の交付申請は可能)。

 

宅建士の将来性

宅建士は、将来的にも安定した求人が期待できる資格だと言われています。

不動産は、生活においても、仕事においても、私たち人間にとって必要不可欠な存在です。

将来的に、IT化や少子高齢化がどれだけ進んでも、その事実は変わらないでしょう。

であるならば、売買や賃貸といった不動産取引は、将来的にもなくなることはありえません。

したがって、不動産取引を独占業務とする宅建士は、非常に将来性の高い資格だと言えます

 

求人状況|設置義務と独占業務により安定的な求人

宅建士として独立開業もできますが、まずはじめは企業内宅建士を目指す方のほうが多いようです。

 

宅建士は、宅建業法により、宅建業者の事務所ごとに従事者5人につき1人以上の設置が義務付けられていますし、重要事項説明書面の交付など宅建士でなければ行ってはならない独占業務があります

また、建築、金融、不動産管理など、不動産業以外にも不動産取引に関係する業種は多く、これらの業種でも宅建士が求められています

 

これらにより、宅建士には安定的に多くの求人があります。

ドラマ「家売るオンナ」ではないですが、最近では女性の求人も増えてきています。

「ハローワークインターネットサービス」で求人情報を調べたところ、平成31年2月〇日、宅建士資格を応募条件にした求人は1562件ありました。

そのほとんどが正社員としての募集です

 

仕事内容、勤務条件

以下は、一般的な不動産会社での仕事内容の一例です。

  • 不動産(用地・建物)の仕入
  • 物件(戸建て住宅、分譲マンション、賃貸マンション)の案内・仲介
  • 不動産の契約に関わる事務業務・サポート業務
  • 現地販売事務所での販売スタッフ
  • オーダーメイド注文住宅の提案営業

 

不動産業界では、週末は来店者が多いので店を開け、代わりに水曜日等の平日を休みとする会社が多いようです。

ただし、勤務条件については、オフィス勤務なのか店舗勤務なのか、純粋な不動産仲介業者なのか大手の総合不動産業者なのかなどによって異なります。土日が休みの週休2日制の会社も少なくありません。

また、多くの会社で、宅建士資格の保有者には資格手当(相場は1~3万円)が支給されています。

 

他資格へステップアップ|マン管・管業・不動産鑑定士

宅建士は、多くの資格と高い関連性を持ち、これら関連性の高い資格と組み合わせて取得することにより、業務拡大や独立開業が望めます。

特に、以下のような、宅建士で学習した知識を生かしたステップアップがおすすめです。

 

マンション管理士・管理業務主任者とのダブル・トリプルライセンス

「宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者」の3資格は、毎年多くの受験生が集まる不動産関連の人気資格です。

実は、これら3資格の試験には共通する部分が多くあります。

特に出題科目の多くが重なっているので、宅建士の試験勉強をすれば、同時にマンション管理士と管理業務主任者の試験勉強もしていることになるのです。

効率よく勉強すれば、わずか半年でトリプルライセンス取得も十分に可能です

達成することができれば、同じ分野の資格を複数所有している者は希少なので、就職活動、転職活動その他社内外で、その分野のスペシャリストであるとアピールできます。

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不動産鑑定士にステップアップ

「不動産鑑定士」は、不動産の適正な価格を判断できる唯一の国家資格であり、不動産系資格の最高峰です。

数ある難関資格の中でも、不動産鑑定士は、司法試験、公認会計士とともに「国家三大資格」と呼ばれるステータスの高い資格です。

不動産鑑定士の魅力の一つとして、定期的に地価公示などの公的機関からの仕事があります。好不況に左右されない安定性があります。

難関資格の不動産鑑定士ですが、実は、宅建試験で学習した知識は、不動産鑑定士の試験科目「短答式試験(行政法規)」と「民法」の学習において大きなアドバンテージになるので、宅建士の試験勉強をすれば、同時に不動産鑑定士の試験勉強もしていることになるのです。

したがって、他の受験生よりも断然有利な位置から受験勉強をスタートできます。

今が狙い目!不動産鑑定士の超効率的な勉強法|2019最新版
私自身の反省点を踏まえた不動産鑑定士試験の「超!効率的な攻略法」を紹介します。とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。私は、専門学校を利用して、3年かけて合格しましたが、3年はかかりすぎたと反省しています。どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

まとめ

以上、本気で調査してわかった、みんなが知りたい宅建士情報でした。

まず、宅建士には、法定の独占業務や設置義務により、安定的に多くの求人があります。

将来的にも、不動産は私たちの生活や仕事に必要不可欠な存在であり、その不動産の取引を独占業務とする宅建士は非常に有望な資格です。

また、関連する資格が多く、これらの資格を取得することで業務拡大や独立開業が望めます。

結論として、宅建士は本当に役に立つ資格であると言えます。

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