宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者のトリプルライセンスは、それぞれが不動産分野で屈指の人気資格です。
毎年、それぞれの試験には、学生・社会人・主婦など属性や性別を問わず、多くの受験生が集まってきます。
半年でトリプルライセンスを取得しよう!
この記事は、もしあなたがこれらのトリプルライセンスに興味があるなら、「たったの半年で一気に取得してみませんか!?」という提案です。
アラフィフで異業種のリーマンである私が、たったの半年、独学しただけでトリプル合格した実績に基づく提案です。
見事達成すれば、同じ分野の3つもの国家資格ホルダーはそうはいません。
就職・転職活動において、または社内での人事評価において、その分野のスペシャリストであると高く評価されます。
あなたのキャリアアップに必ずや役立つはずです!
トリプルライセンス試験の基本情報
試験日程
宅建士 | 通常10月の第3日曜日 |
マンション管理士 | 通常11月の最終日曜日 |
管理業務主任者 | 通常12月の第1日曜日 |
※正確な日時は各公式サイトをご確認ください。
試験型式
トリプルライセンスの試験型式は3つともまったく同じです。
- 全問マークシート方式(4肢択一式)
- 問題数は計50問
- 試験時間は2時間
トリプル受験をおすすめする理由
私は、以下の理由から、トリプルライセンスを目指さなければもったいないと思っています。
理由①:難易度的には十分可能
難易度でいえば、一番難しいのがマン管で一番やさしいのが管業になります。
つまり、難易度順に並べると、
です。
とは言っても、一番難しいマン管試験でさえ、初心者が独学で攻略できるレベルです。
事実、アラフィフで異業種のリーマンである私でさえ独学で短期攻略できました(^^)v
理由②:試験日程がいい感じにズレている
各試験の日程に絶妙な間隔があり、試験日程がちょうどいい感じにズレています。
最初の宅建試験から次のマンション管理士試験までおよそ1ヶ月強の期間があるので、この期間をうまく使うことができればトリプル合格も十分可能です。
理由③:多くの出題科目が重なっている
トリプルライセンスは多くの出題科目が重なっています。
具体的には、「民法」「借地借家法」「不動産登記法」「区分所有法」「宅建業法」「都市計画法」「建築基準法」などは、3試験すべてで出題されます。
重なっている科目は、ざっと50問中15~25問ほどあります。
また、マン管試験と管業試験の主要な出題科目である「マンション管理適正化法」は、宅建試験の主要な出題科目である「宅建業法」とよく似ているので、少しの違いを覚えればいいだけです。
これだけ試験内容が似ていれば、宅建試験の勉強をすれば同時にマン管試験と管業試験の勉強もしていることになるので、トリプル受験しけなければ損です!
超!効率的な勉強法
勉強法は各試験ごとの記事で詳しく紹介していますので、ぜひそちらの記事をご覧ください。
ここからは、トリプル合格するための”超!効率的な勉強法”を紹介します。
とことん無駄を省き、やるべきことしかやらない割り切った勉強法で短期合格を目指します。
教材はたったこれだけ!
最初に教材を揃えましょう。
ムダに時間を使わないために教材は最小限に絞ります。
ズバリ、必要な教材は次の5冊だけです!
宅建試験用:テキスト1冊と過去問集1冊
マン管試験と管業試験用:テキスト1冊と過去問集2冊
受験スケジュール(全体)
一番のキモはスケジュール設定です。
トリプルライセンスは無駄なく効率的に時間を使ってはじめて可能になります。
試験に合格するために必要な勉強時間は、一般に、宅建士で200~300時間程度、マン管で600~700時間程度、管業で200~300時間程度と言われています。
一方、私が提案するトリプル受験で必要な勉強期間は、宅建士試験、マン管試験、管業試験のすべて合わせて、たったの半年です。
半年とは7月から12月までの期間です。
まず宅建士の受験勉強を始め、10月から12月まで宅建士、マン管、管業の順に受験します。
翌1月にはすべての合格発表が終わり、無事トリプルライセンスをゲットしている予定、ということです。
7月初旬 | 受験申込み(宅建士) |
7月半ば | 宅建試験の勉強開始(勉強期間は約3ヶ月) |
9月初旬 | 受験申込み(マン管・管業) |
10月第3週 | 本試験(宅建士) |
宅建試験後 | マン管と管業の勉強開始(勉強期間は1ヶ月強) |
11月最終週 | 本試験(マン管) |
12月第1週 | 本試験(管業) |
12月初旬 | 合格発表(宅建士) |
1月半ば | 合格発表(マン管、管業) |
試験別の勉強スケジュール(試験別)
宅建士の勉強
7月半ばから10月第3週までの約3ヶ月間は、ひたすら宅建試験の勉強をします。
マン管と管業の勉強
10月第3週から11月最終週までの約1ヶ月強の期間は、マン管と管業の試験勉強をします。
約1ヶ月強しかありませんが、やるべきことだけに絞れば十分間に合います。
と言うのも、宅建試験の勉強を完了しているので、この時期はすでにマン管試験と管業試験の勉強の30~50%が終わっていますから。
1ヶ月強を無駄なく効率的に使うスケジュール
1ヶ月強を無駄なく効率的に使うスケジュールはだいたいこんな感じになります。
- 最初の2週間はテキストの読み込み(インプット学習)。ただし、宅建試験とかぶる範囲は読まない。
- 次の3週間は難易度の高いマン管試験の過去問を繰り返す(アウトプット)。難易度の低い管業試験の過去問は後半に少しだけやる。
- 直前の1週間弱は、過去問の間違ったところだけ復習する。
まとめ
以上が、宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者のトリプルライセンス取得のための、やるべきことしかやらない”超!効率的な勉強法”です。
まとめるとこんな感じです。
- トリプル受験はスケジュール設定がキモ。
- 7月中旬~10月第3週の約3ヶ月間はひたすら宅建試験の勉強をする。
- 10月第3週~11月最終週の約1ヶ月強の期間が勝負。期間を3つに分け、マン管と管業の試験勉強を無駄なく効率的に使う。
- 最初の2週間はテキストの読み込み(インプット学習)。ただし、宅建試験とかぶる範囲は読まない。
- 次の3週間は難易度の高いマン管試験の過去問を繰り返す(アウトプット)。難易度の低い管業試験の過去問は後半に少しだけやる。
- 直前の1週間弱は、過去問の間違ったところだけ復習する。
もし、あなたがトリプルライセンスに興味を持っているなら、この記事が必ず役に立つと確信しています。
短期集中で頑張りましょう!!
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