たったこれだけ!マンション管理士試験の独学攻略法|2019版

マンション管理士の独学勉強法

マンション管理士(マン管)とは、マンションの管理組合が抱えるさまざまな課題に対して、専門的な知識や経験に基づいて、助言、指導その他の支援を行う国家資格の取得者です。

この記事では、難しいと言われるマン管試験を独学で短期攻略するための”超!効率的な勉強法”を紹介します。

私自身が実践し結果を出したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。

どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

マン管試験の基本情報

2019年度試験日程

受験資格不問
申込開始9月
試験日11月下旬の最終日曜日
※年1回実施
合格発表1月

※詳細な試験情報は公式サイトを参照してください(例年6月上旬に公表されます)。

出題型式

  • 全問マークシート方式(4肢択一式)、問題数は計50問、試験時間は2時間です。
  • 出題範囲は、次の4分野であり、マンション管理に関する幅広く深い知識が問われます。
    1. マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
    2. 管理組合の運営の円滑化に関すること
    3. マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
    4. マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

合格率・合格ライン

マン管試験の合格率は約7~9%です(2018年度の合格率は9.0%)。

過去10年の合格点は50問中34~38点の範囲ですから、合格ラインは7割弱から7割半ばといったあたりです。

 

マン管試験の出題傾向

毎年、50問中40問以上(8割以上)が、「区分所有法」「民法」「マンション標準管理規約」「マンション管理適正化法」「建築設備」の5科目から出題されています。

特に「区分所有法」が重要です。単独での設問が多いだけでなく、関連する設問も含めれば全体の5割近くに達します。

 

マン管試験の難易度

合格率が約7%~9%と低く、少なくともお手軽な試験ではないことがわかります。

私の感想でも、同じ不動産分野の国家資格である宅建士試験や管理業務主任者試験よりも、難易度は明らかにワンランク上です。

 

しかし、難易度が上と言っても、宅建士試験や菅業試験と試験形式は同じ(4肢択一式の50問)であり、問題文が少しひねくれているとか、より応用力を問うているとかいう程度で、それほど難しい試験ではありません。

私の経験上、十分に独学で短期攻略できます

 

超!効率的な勉強法

とはいっても、幅広く深いマンション管理に関する知識が問われる試験なので、なめてかかるわけにはいきません。

まして、短期攻略するためには、効率良く勉強する必要があります

ということで、ここからは、やるべきことしかやらない”超!効率的な勉強法”を紹介します。

 

教材はたった2冊で十分!

最初に、必要な教材を揃えましょう。

必要な教材は、ズバリ、参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊だけです。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、たいていどれも中途半端になってしまいます。

教材をコレと決めたら、浮気せず、ひたすら何度も繰り返す方が、はるかに学習効率は高いです。

そのたった2冊ですが、私は次の2冊をおすすめします。

 

参考書は、『楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理』です。


過去問集は、『楽学マンション管理士 過去問8年間』です。

なぜこの2冊がいいかというと、

『楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理』は、その名のとおり要点だけに絞った内容なので、コンパクトで読みやすいです。

このコンパクトで読みやすいことが大事で、『楽学マンション管理士・管理業務主任者』シリーズには上下2分冊の基本書もあるのですが、これだけのボリュームの本を何度も読み返すのは、ちょっと大変です。

また、この一冊で、マンション管理士と管理業務主任者の両方の試験対策ができます。

この両試験は、出題範囲がほぼ同じでなので、私としてはダブル受験をおすすめします

 

過去問集は、問題そのものは同じでも、参考書と違う出版社のものを選んでしまうと、解説文のニュアンスに微妙な違和感を感じることもあるので、同じ出版社のものを選ぶべきです。

それと、やはり不動産関連資格の試験対策においては、定評ある住宅新報社の参考書・問題集を使うべきだと思います。

 

もう一つ、マン管試験では、必ず教材は必ず最新版を買って下さい。

出題される法令等の中には、建築基準法のように毎年のように改正されるものがあり、特に重要な改正部分はトピックとして出題されやすいので、法改正に対応した教材を使う必要があるからです。

 

受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次に受験勉強のスケジュールを立てましょう。

ポイントは、試験日から逆算して受験スケジュールを立てることです。

試験日から逆算してスケジュールを立てれば、やるべきことをすべてやりきった直後、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができるからです。

 

具体的には、今から試験までの期間を大きく3つに分けます。

3つの期間を、試験直前から逆算して、順に、③直前期、②アウトプット期、①インプット期とします。

③ 直前期は総復習です。期間は試験直前の1週間~10日間程度。

② アウトプット期は問題集をひたすら解きます。

① インプット期は基本書をひたすら読みます。

 

この①②③の各期にどれぐらいの期間を割り振るかは、試験までの残り期間に応じて設定します。

 

もし残り期間が3ヶ月(13週間)だとすれば、①6週間、②6週間、③1週間ぐらい。

もし残り期間が6ヶ月(26週間)だとすれば、①12週間、②12週間、③10日間ぐらい。

 

ちなみに、マン管試験に合格するために必要な勉強時間は、一般に、600~700時間程度と言われています。

私としては、この”超!効率的な勉強法”を使えば、忙しい社会人を想定しても、長くても5ヶ月=210~270時間もあれば、十分に合格できると考えています。

受験生の属性(学生や主婦など)次第では、1日あたりの勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も十分可能だと考えています。

※ 5ヶ月=210~270時間の計算式
   1日の勉強時間を、平日は2時間、土日は計5時間とします。
   1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
   よって、5ヶ月(21週間)なら210~270時間。

 

3回転学習法でインプット

試験勉強とは、必要な知識を頭に入れ(インプット)、その知識を正しく解答する練習(アウトプット)をする作業です。

ということで、まずはインプット学習です。

ここでは、学習効率が高いことで知られる3回転学習法を使って、参考書を効率よく読み込みます。

 

1回転目

とにかく一気に完読しましょう。1回転目はスピード重視です。

各分野の全体像を把握すること、これから勉強する試験範囲のボリューム感を掴むことだけを意識して、わからない箇所はわからないままでいいので、どんどん読み進めます。

おそらく、法律を学んだ経験、不動産業や不動産管理業に携わった経験がない方にとっては、法律などの独特の言い回しや専門用語に相当てこずると思います。

後々わかってきますから、この段階では気にしないでいいです。

 

2回転目

2回転目は、時間をかけてじっくりと読み込みましょう。

「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

1回転目で把握した全体像の中での位置付けも意識します。

ここでは、暗記はまだしなくていいですが、重要ポイント、暗記すべき語句や数値などを蛍光ペンでマーキングします。

 

3回転目

重要度の低そうな箇所は軽く読み飛ばし、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記しましょう

最重要科目は区分所有法です。よく理解しておきましょう。

また、法律用語やなど暗記すべき語句や数値がたくさん出てきます。

暗記作業はつらいです。こちらの記事では、暗記作業のコツというか、少しでもラクに行える心理効果を紹介しています。

受験の悩み解決♪エピソード記憶とマジカルナンバー7±2でラクラク暗記!
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過去問集でアウトプット

マン管試験では、過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく重要です。

過去問を数多く解いていけば、出題形式にも慣れるし、よく出る論点も見えてきます。

例えば、文の末尾だけ「…しなければならない。」を「…することができる。」に変えているようなひっかけ"問題にも対応できるようになります。

なにより、マン管試験では、出題の大半が過去問の焼き直しだと言われており、過去問をしっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解くことができるのです。

なので、過去問集を、ひたすら解き、答え合わせをし、復習しましょう。

 

ここでの復習についてですが、4肢択一式のマン管試験では、適当に選んだ答えが正解している場合もあるので、正解したといっても必ずしも理解できているとは限りません。

正答・誤答に関係なく、わからない選択肢をチェックしておいて、後でその選択肢を復習するようにします。

 

ラスト1週間(10日間)は総復習

試験直前の1週間(10日間)は、むやみに手を広げては駄目です。

参考書のマーキング箇所と過去問で何度も間違えた選択肢だけを徹底的に復習しましょう。

そうして、前日の晩は早めに寝て、頭と体が共に万全の状態で、試験当日を迎えてください。

 

まとめ

以上が、マン管試験のための、やるべきことしかやらない”超効率的な勉強法”です。

まとめると、こんな感じです。

  1. 教材は、最新版の参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分。
  2. スケジュールは、試験日から逆算して立てる。
  3. インプットは、3回転学習法を使って効率的に。
    • 1回転目は、全体像とボリューム感の把握だけを意識して、スピード重視で。
    • 2回転目は、時間をかけてじっくり読み込み、重要ポイント等マーキングする。
    • 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記する。
  4. アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせし、復習する。
  5. 直前期は、やったことだけ徹底的に復習し、試験日に最高の状態に持っていく。

 

あなたがマンション管理士に興味を持ち、資格を取得しようと考えているなら、この記事が必ずお役に立つと確信しています。

短期間集中して頑張りましょう!!

 

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