たったの1ヶ月!簿記2級の独学攻略法|2020年度版

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簿記2級の独学攻略法

日商簿記2級(簿記2級)は毎年約20万人が受験する“超”人気資格です。

経営管理に役立つ知識として最も企業から求められる資格であるため、学生・社会人・主婦など属性や性別を問わず毎年多くの受験生が集まります。

 

簿記2級は、2019年度に出題範囲が改定されたこともあり、勉強方法で悩んでいる受験生も多くいると思います。

この記事では、簿記2級を独学で短期攻略するための ”超!効率的な勉強法”を紹介します。

私自身が実践し結果を出したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。

どうか無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

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簿記2級検定の基本情報

2020年度試験日程

検定試験は年3回(6月、11月、2月)実施されます。

詳しくは日本商工会議所ホームページなどでご確認ください。

第155回2020年6月14日(第2日曜日)
第156回2020年11月15日(第3日曜日)
第157回2021年2月28日(第4日曜日)
第155回簿記検定(6月14日)は中止になりました。詳しくは商工会議所ホームページなどでご確認ください。

出題型式

  • 全問記述式、試験時間は2時間。
  • 出題範囲は、商業簿記と工業簿記の2科目。

合格ライン・合格率

合格ラインは100点満点で70点以上です。

合格率はここ数年で見ると約11%~47%とかなりの幅があり、簡単な回と難しい回があるようです。

 

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簿記2級の出題傾向

大問5問が出題されます。各大問にはそれぞれ次のような出題傾向があります。

  • 第1問(配点20点)では、毎回、仕訳が出題されています。
  • 第2問(配点20点)では、固定資産・有価証券・商品売買などの個別論点がよく出題されています。
  • 第3問(配点20点)では、財務諸表作成や精算表作成がよく出題されています。
  • 第4問(配点20点)は、費目別計算・部門別計算・個別原価計算・本社工場会計などが出題されています。
  • 第5問(配点20点)は、総合原価計算・標準原価計算・直接原価計算などが出題されています。

 

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簿記2級の難易度

難易度的には簡単な部類の試験ではありますが、近年は難化傾向にあるようです。

特に、第151回(2019年2月)の第3問は過去最高難度の問題だと話題になりました。

さらに、2019年度の試験範囲改定により、従来の1級の出題範囲の一部も含むことになったことから、今後、簿記2級は難化していくのではないかと噂されています。

 

しかし、心配する必要はありません。大丈夫です。

実は難問は過去に何度も出題されていて、けして珍しいことではありません。

仮に難問が出たとしても、要は70点とればいいので、難問では部分点狙いに徹し、他の問題で得点すれば合格できます。

 

試験での出題パターンがほぼ決まっているので、今までと同様、過去問対策などでしっかり準備していれば独学で十分に対応できます。

以下で紹介する勉強法なら忙しい社会人でも1ヶ月あれば合格できます。

 

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超!効率的な勉強法

簿記2級の受験生の多くは3級取得者または3級の勉強を経験した方であり、簿記初学者は少ないと思います。

しかし3級に比べて2級は、商業簿記のレベルが上がり、新たに工業簿記が加わるなど、簿記初学者でなくても新たに勉強することはたくさんあります。

短期攻略を目指すためには、効率良く勉強する必要があります。

ということで、ここからはやるべきことしかやらない ”超!効率的な勉強法” を紹介します。

 

教材はテキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけ!

まずに教材を用意しましょう。

ズバリ、必要な教材はテキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけです。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、かえってどれも中途半端になってしまいがちです。

一度、教材を決めたら、浮気せず、ひたすら何度も同じ教材を繰り返す方が、はるかに学習効率は高まります。

 

まずテキストと過去問集ですが、私は以下をのおすすめします。

テキストは『スッキリわかる 日商簿記2級』(TAC出版)です。商業簿記と工業簿記の2分冊です。

過去問集は『スッキリとける 日商簿記2級 過去+予想問題集』(TAC出版)です。

TAC出版開発グループ (著), 滝澤 ななみ (監修)

 

これらをおすすめする理由は、

『スッキリわかる 日商簿記2級』は、かわいいイラストややさしい文章表現で、とにかく読みやすくわかりやすいです。簿記2級受験生の中で人気No.1のテキストです。

過去問集については、間違った問題はテキストに戻って見直すことになるので、テキストと同じ出版社のものを選んだ方がスムーズに見直せます。

 

また、簿記2級は2019年度に出題範囲が改定されたので、必ず最新版の教材を買って下さい。

 

電卓については、機種は問いませんが、大きめのものを早めに用意しましょう

早めに用意する理由は、受験勉強中から使い込むためであり、使い込んだマイ電卓なら試験本番での打ち間違いを減らせるからです。

大きめのものをおすすめするのも、同様に打ち間違いを防ぐためです。

また、電卓の便利機能を使いこなすためでもあります。電卓の便利機能を使いこなせるようになれば、計算が速くなるだけでなく、キーを叩く回数を大幅に減らすことができるので、結果として打ち間違いが減ります。

 

 

受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次に受験勉強のスケジュールを建てましょう。

ポイントは試験日から逆算して受験スケジュールを立てることです。

試験日から逆算してスケジュールを立てることにより、やるべきことをすべてやりきった直後、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができます。

 

具体的には、今から試験までの期間を大きく3つに分けます。

3つの期間は、試験直前から順に、直前期アウトプット期インプット期とします。

直前期は総復習です。期間は試験直前の2~3日間程度。

アウトプット期は過去問集をひたすら解きます。

インプット期はテキストをひたすら読みます。

 

この①②③の各期に割り振る期間は、試験までの残り期間に応じて設定しましょう。

もし残り期間が2ヶ月(9週間)だとすれば、4週間弱、5週間、3日間ぐらい。

もし残り期間が3ヶ月(13週間)だとすれば、5週間、7週間強、3日間ぐらい。

 

一般に、簿記2級に合格するために必要な勉強時間は200時間程度だと言われています。

しかし、この”超!効率的な勉強法”を使えば、忙しい社会人を想定した場合でも1ヶ月=40~50時間あれば十分に合格できると考えています。

※ 1ヶ月=40~50時間の計算式
  1日の勉強時間を、平日は2時間、土日は計5時間とします。
  1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
  よって、1ヶ月(4週間)なら40~50時間。

受験生の属性(学生、主婦など)次第では、1日の勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も可能です。

 

インプットは3回転学習法で

試験勉強というのは、必要な知識を頭に入れ(インプット)、その知識を正しく解答する練習(アウトプット)をする「作業」です。

よく簿記の勉強は過去問対策などのアウトプット学習が重要だと言われます。

しかし、知識ゼロの状態で問題を解くことなどできないので、インプット学習を軽んじることはできません。

 

ということで、まずはインプット学習をします。

ここでは、学習効率が高いことで有名な3回転学習法を使って、テキストを効率よく読み込みます。

 

1回転目

1回転目はスピード重視でサッと完読しましょう。

なんとなくでいいので工業簿記や2級の商業簿記の全体像を掴むこと試験範囲のボリューム感を把握することを意識して読み進めます。

わからない箇所は放っておいていいので、どんどん読み進めましょう。

簿記3級の勉強経験がある方なら、商業簿記の方は最初から問題なく読み進めていけると思いますが、工業簿記の方でひっかかるかもしれません(私です)。

コツと言うか、私の場合、「なぜそうなるのか?」と理屈を考えるのは止め、野球やサッカーのルールと同じように「そういうルールなんだ。」と思うようにして読んでいました。

 

2回転目

2回転目はじっくりと読み込みましょう。

「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

試験によく出る、仕訳、財務諸表、精算表、工業簿記仕訳、原価計算などの重要ポイントを蛍光ペンでマーキングします。

 

3回転目

3回転目は、重要度の低そうな箇所は流していいので、2回転目にマーキングした重要ポイントを復習し、理解しましょう

 

アウトプットは過去問集のみ

簿記では過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく効果的です。

と言うのも、「簿記は習うより慣れろ」と言われるように、本を読んで理解するより、手を動かしてひたすら問題を解いていく方がはるかに身につくからです。

また、簿記2級の試験は、第1問では仕訳、第3問では財務諸表か精算表、第4問では工業簿記仕訳というように、数字だけは変えているものの問題の多くが過去問のやき直しです。

過去問に慣れ、しっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解けるようになるのです。

 

なので、過去問集をひたすら解き、答え合わせをし、復習します。

間違った問題はもう一度解きなおす、テキストにもどって理解しなおす等します。

ただし、どうしてもわからない問題は捨てても構いません。100点ではなく70点を目指しましょう。

 

ラスト2~3日間はやったことだけ

試験直前の2~3日間は、過去問でよく間違えた問題だけを徹底的に復習し、本番で対応できるようにしておきましょう。

前日の晩は早めに寝て、頭と体が共に万全の状態で試験当日を迎えてください。

 

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まとめ

以上が、簿記2級のためのやるべきことしかやらない ”超!効率的な勉強法” です。

まとめるとこんな感じです。

 

  1. 教材は、テキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけ。
  2. スケジュールは、試験日から逆算して立てる。
  3. インプットは、3回転学習法を使って効率的に。
    1. 1回転目は、全体像とボリューム感の把握だけ意識し、スピード重視で完読する。
    2. 2回転目は、納得しながら読み込み、重要ポイントをマーキングする。
    3. 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイントを復習する。
  4. アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせし、復習する。
  5. 直前期は、やったことだけ徹底的に復習する。

 

あなたが簿記2級に興味を持ち、受験を考えているなら、この記事が必ず役に立つと確信しています。

短期集中で頑張りましょう!!

 

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