資格試験、大学や高校受験などの受験生にとって、一番の敵は「自分の心理」です。
受験勉強は辛いので、受験生は、あせり、不安、やる気が出ないなどの負の心理にはまってしまい、受験勉強の効率を低下させてしまうからです。
こうした負の心理になってしまう原因や解決方法は、心理学が教えてくれます。
燃え尽き症候群とは?
あなたは「燃え尽き症候群」を知っていますか?
「バーンアウト症候群」とも言います。
かつて社会問題になって注目されたこともあるので、聞いたことがあるのではないでしょうか。
過度のストレスにより発生することやその症状から、うつ病の一種とも考えられています。
医師、看護師、教師などの対人援助の職種によく見られる症状ですが、一般の会社員、主婦、学生などにもよく見られます。
燃え尽き症候群になると勉強が手につかなくなる
「燃え尽き症候群」になると勉強が手につかなくなってしまいます。
合格という目標に集中して全力で勉強してきた受験生は「燃え尽き症候群」にかかりやすいと言われています。
さらにやっかいなのは、目標を失った受験後だけでなく、受験直前期にもかかりやすいことです。
ですから私たち受験生は、「燃え尽き症候群」について、その症状や予防法をよく理解し、万が一に備えておく必要があるのです。
燃え尽き症候群の症状
「燃え尽き症候群」になると、勉強する情熱や意欲を失い、無気力になってしまいます。
そのため、がんばろうという意欲がわいてこない、単純ミスが増える、ミスをしても別に何も感じないようになります。
対人関係では、人と接触することが面倒になり、人と会うことを避けて1人でいたいと思うようになり、自室に引きこもることが多くなります。
さらに、寝つきが悪くなり、眠りも浅くなり、飲酒量も多くなります。
燃え尽き症候群の予防法
燃え尽きの兆候に早めに気づくことが大切です。
一気に燃え尽きるのではなく、上記の症状は段階的に出てくるものなので早めに対処することが望ましいからです。
兆候に気づいたときは、自身の生活様式を見直してセルフケアを行いましょう。
受験勉強から離れて、趣味、スポーツ、飲み会、家族や友達とのおしゃべりなどの時間を持つことも効果的です。
勉強で悩んでいるのであれば、一人で抱えずに仲間に相談しましょう。
まとめ
勉強が手につかなくなる「燃え尽き症候群」に気を付けましょう。
合格という目標に集中して全力で勉強してきた受験生は、「燃え尽き症候群」にかかりやすいと言われています。
「燃え尽き症候群」になると、情熱や意欲を失い、無気力になってしまいます。
そうならないためには、燃え尽きの兆候に早めに気づくことが大切です。
兆候に気づいたときは、自身の生活様式を見直してセルフケアを行いましょう。
あなたが資格取得を考えているなら、この記事が必ず役に立つと確信しています。
ストレスと上手に付き合っていきましょう♪