3日坊主で長続きしないは「一貫性の原理」で簡単克服【受験の悩み解決】

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3日坊主で長続きしないは「一貫性の原理」で簡単克服

資格試験、大学や高校受験などの受験生にとって、一番の敵は「自分の心理」です。

受験勉強は辛いので、受験生は、あせり、不安、やる気が出ないなどの負の心理にはまってしまい、受験勉強の効率を低下させてしまうからです。

こうした負の心理になってしまう原因や解決方法は、心理学が教えてくれます

 

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3日坊主で長続きしない

資格受験することを決意し、最初はやる気満々で勉強し始めたのに、長続きしない。

「今日はやる気が出ないから、明日やろう。」

「今日やらない分は、明日取り返せばいい。」

勉強のスケジュールがどんどん遅れていき、ついにはやらなくなってしまう。

いわゆる3日坊主ってやつです。

 

あなたにも覚えがありませんか?

 

私には何度もあります。

 

受験勉強で大事なのは、毎日の勉強の積み重ねです。

毎日コツコツ勉強を続けていって、ようやく合格に手が届くのです。

 

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3日坊主になる心理~一貫性の原理~

どうすれば、この長続きしない3日坊主を克服して、受験勉強をやり続けることができるのでしょう?

 

心理学には「一貫性の原理」という心理作用があります。

 

これをうまく活用すればいいのです。

 

一貫性の原理

「一貫性の原理」とは、人間は無意識に、行動や態度、発言などについて一貫性を保ちたいと考えてしまう心理作用です。

 

実は人間というのは真面目なのです。

一度決めたことや言ったことは、変えようとしない性質を持っています。

「一貫性の原理」をうまく活用すれば、人がなにかをやり続ける大きな力になります。

 

一貫性の原理が働く原因

私たちの心理に「一貫性の原理」が働く原因は2つあります。

 

1つめは、信用できる人間だと思われたいからです。

社会的に、一貫性のある人は信頼できる価値のある人であり、一貫性のない人はいい加減で価値のない人であると考えられているためです。

 

2つめは、脳にとって楽だからです。

出来事の一つ一つをすべて検証してあれこれ考えるのは大変です。それよりルーチンに従っていれば、何も考えなくていいので楽です。

 

一貫性の原理を強く働かせる方法

実は、この「一貫性の原理」を強く働かせる方法があります。

 

「一貫性の原理」は、公共性を持たせることで、より強く働くのです。

 

具体的に言えば、自分一人で決意するのではなく、大勢の前で宣言するのです。

 

例えば、あなたは「禁煙する」と決意したとします。

このとき、心の中で決意するだけでは「一貫性の原理」は強く働かないので、3日坊主になってしまいがちです。

 

そこで、家族や会社の同僚に禁煙することを宣言するのです。

宣言することにより、もし3日坊主で終わってしまえば周りにいい加減な人だと思われてしまう、そう思われたくないという思いから「一貫性の原理」は強く働くのです。

 

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3日坊主を克服する方法

では、あなたは「スケジュール通り受験勉強をやり続ける」と決意したとします。

 

このとき、心の中で決意するだけでは「一貫性の原理」は強く働かないので、3日坊主になってしまいがちです。

 

そこで、家族・友達・会社の同僚などできるだけ大勢に「スケジュール通り受験勉強をやり続ける」と宣言するのです。

 

宣言することにより、もし3日坊主で終わってしまえば、宣言した多くの人たちにいい加減な人だと思われてしまう、そう思われたくない、という心理が働くでしょう。

 

このように、宣言はあなたの「受験勉強をやり続ける」という決意に「一貫性の原理」を強く働かせます

 

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まとめ

資格試験に合格するためには、効率的な勉強スケジュールを立て、そのスケジュール通り受験勉強をやり続けることが重要です。

そのために、人間に無意識に働く心理作用である「一貫性の原理」をうまく活用しましょう。

あなたの決意を宣言することにより、「一貫性の原理」はより強く働きます。

 

あなたが資格取得を考えているなら、この記事が必ず役に立つと確信しています。

頑張りましょう。

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