ナンピンする原因は「サンクコスト効果」!だから克服は簡単|FX必勝法

ナンピンする原因は「サンクコスト効果」!だから克服は簡単|FX必勝法

FXでも株でも、私たち投資家は、合理的な行動ができずによく失敗します。

この合理的でない心理や、そんな心理のワナにはまらないための対策は、人間の行動の不合理さに着目した行動経済学から学ぶことができます。

 

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下手なナンピンすかんぴん

いきなりですが質問です。

 

もし、あなたが、ドル円ロングのポジションを構えた後に、想定していた以上に値下がりしてしまったとします。

このとき、あなたはどうしますか?

A.損切りする

B.追加で買い建てる

 

正解は、もちろんAです。

想定していた以上に値下がりしたのだから、このトレードは既に失敗しています。

 

もし、あなたがBを選んだとしたら危険です。

Bは、いわゆるナンピンです。

 

ナンピンの語源は古く、江戸時代の米相場で生まれたと言われる投資用語です。

相場の格言に「下手なナンピンすかんぴん」というものがあります。「下手にナンピンをすると損失が大きくなり、すっからかんになってしまう」という意味です。

 

ナンピンは危険な取引手法です。

もしナンピンでポジション数を2倍に増やした場合、思惑に対してチャートが反対向きに動けば、損失は2倍の速さで膨らんでいきます。

もし暴落のタイミングでナンピンを繰り返していれば、再起不能なダメージを受ける可能性もあります。

 

「いや、これはナンピンじゃなくて押し目買いだよ。」

という意見があるかもしれませんが、

想定していた以上に値下がりしているのですから、明らかにナンピンです。

 

まれに、買い足すことにより平均取得単価が下がるので、その後、上手く上昇して損失を取り戻せることもあります。

「だから、良いナンピンもあるよ。」

という人もいます。

しかし、この場合は、「たまたま」上手くいっただけであり、私は「たまたま」を前提にしたトレードはするべきではないと思っています。

 

偉そうなことを言ってますが、実は、私もたまにナンピンをやってしまいます。

後で考えたら、バカなことをしたなとわかるんですが、つい…

 

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ナンピンしてしまう心理~サンクコスト効果~

私たちは、なぜナンピンをやってしまうのでしょう?

 

人間は必ずしも合理的に行動できないからです。

ナンピンをやってしまう心理は、行動経済学の「サンクコスト効果」で説明できます。

 

行動経済学の「サンクコスト効果(コンコルド効果)」の意味

行動経済学とは、人間が必ずしも合理的に行動しないことに着目し、これまでの経済学では説明できなかった経済行動を心理学的な観察から説明しようとする新しい経済学です。

「サンクコスト効果」とは、ある対象への投資(金銭、精神、時間など)を続ければ損失になるとわかっているのに、過去の投資を惜しみ、現在も投資を止められない心理状態です。

 

「コンコルド効果」や「埋没費用効果」とも呼ばれます。

ちなみに、コンコルド効果という名前は、イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機コンコルドの商業的な失敗に由来しています。

コンコルドの開発は、赤字であったにもかかわらず、それまでの多額の投資を惜しんで長く続けられましたが、結局、投資を回収することはできませんでした。

 

サンクコスト効果の原因「もったいない」

「サンクコスト効果」の原因は「もったいない」という心理です。

過去の投資を惜しんで「もったいない」と思ってしまう心理が、現在も投資を続けてしまう原因になっているのです。

 

ナンピンしてしまう心理

サンクコスト効果は、よくギャンブルを例に説明されます。

ギャンブルで、「すでに〇万円も使ったんだから、もうそろそろ勝つだろう」「もう□万円使ってしまったから勝つまでやめられない」と思ってしまい、ずるずると続けてしまう心理状態です。

 

FXにおいても、みんな理屈ではナンピンはダメだとわかっていても、「もったいない」「失ったお金を取り戻したい」と思ってしまうために、ナンピンしてしまうのです。

その結果、少しの損失で済んだはずなのに、大きな損失を出してしまうことになるのです。

 

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ナンピンを回避する方法

では、ナンピンを回避するには、どうすればいいのでしょう?

 

まずは、自分の心理に「サンクコスト効果」が働いていると自覚することです。

この記事を読んだあなたは、今後、もしナンピンしてしまいそうになったとき、

「これがサンクコスト効果ってやつか~。」

「確かに、今"もったいない"って思ってるわ」

と自覚し、自分の心理にブレーキをかけることができるでしょう。

 

自覚した上で、あらかじめ合理的なエントリールール(入口戦略)を作っておき、厳格にルールに従っていくことです。

人間の心理に「サンクコスト効果」が働くのは含み損が発生し「もったいない」と思うときなので、合理的なルールは、「あらかじめ」作っておきましょう。

 

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まとめ

私たちは、「もったいない」という心理になって、ナンピンが間違った判断だとわかっているのに、ついしてしまいます。

 

回避策としては、まず、「サンクコスト効果」が働いている自分の心理状態をよく自覚することです。自覚すれば、自分の心理にブレーキがかかります。

その上で、あらかじめ合理的なエントリールールを作っておき、厳格にルールを守ることにより、ナンピンを回避することができます。

 

このような合理的な行動こそ、FXで安定的に利益をあげ続けるコツなのです。

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