先日、ノートパソコンのキーボードが壊れたので、はじめて自分でキーボードを交換してみました。
すると、びっくりするぐらいあっけなくできてしまったので、これは、ひょっとすると誰かの役に立つ情報なのではと思い、記事にします。
実はノートパソコンのキーボード交換は誰でも安く簡単にできます!
そのことを知らずに損してる人がたくさんいます(私も知りませんでした)。
もしあなたが、キーボードの故障だったり黄ばみだったりでノートパソコンを数万円から数十万円かけて買い替えようかとお考えなら、買い替える前に、是非この記事を読んでいってください。
ノートパソコンの改造
私がメインで使っているノートパソコンは、2011年製の古い機種(富士通 LIFEBOOK P771/C)ですが、いろいろ改造しているので、10年近く経った今でも快適に使えています。
ノートパソコン改造の詳しい内容については、以前の記事を参照してください。
キーボード交換する理由
そんな古いノートパソコンですが、とうとうキーボードが壊れてしまいました。
写真のとおり、「D」キーの付け根が割れて取れてしまったのです。
一応、赤いパーツを押せばキー入力はできるので、マジックで「D」と書き込んで使い続けていました。
貧乏くさいのはもちろんですが、反応が悪いのでタイプミスしやすく、非常に使いづらい状態です。
一瞬、ノートパソコンの買い替えも考えましたが、一応は使えるので、もったいない気もします。
そこで、自力でキーボードを交換すれば安く済むのではと思いつき、チャレンジすることにしました。
機種専用キーボードの入手方法
デスクトップPCの場合、キーボードの交換は簡単です。
市販の汎用品を買えばいいだけです。
高価なものから安価なものまで、有線タイプや無線タイプ、どんなデザインでも選びたい放題です。
一方、ノートパソコンの場合はそうはいきません。汎用品がありませんから。
ノートパソコンのキーボードはメーカーや機種ごとに形状が異なるので、交換するキーボードは機種専用のものを用意する必要があります。
実は、この機種専用のキーボードですが、あまり知られていないのですが、安く簡単に手に入るのです。
最新モデルに限らず、古いモデルでもです。
例えば、Amazonで機種名で商品検索すれば、すぐに見つかります。
しかも、だいたい1000円台や2000円台と安価であります。
下の画像はAmazonですが、私の10年近く前の機種でも2000円ちょっとで普通に売っていました。
キーボード交換のやり方
キーボード交換のやり方を、私のノートパソコン(富士通 LIFEBOOK P771/C)で具体的に解説します。
本当にネジの一つも外すことなく、あっという間に簡単に交換できました。
たぶん、他の機種であっても、大差なく簡単にできると思います。
まずは、バッテリーを外します。
ノートパソコンが起動中ならシャットダウンし、電源コードを抜き、裏返しにします。
写真の①②のように操作すれば、バッテリーが外れます。
次に、キーボードのモニター側に棒状のパーツがはまっているので、これを外します。
この棒状のパーツはキーボードのツメを押さえる役割を果たしています。
「PrtSc」キーの上あたりから、マイナスドライバーをモニター側に向かって差し込むと、この棒状のパーツが浮いてきます。
部品のツメが折れないよう慎重に外していけば、写真のように外れます。
すると、キーボードのモニター側のツメが露出するので、ここをつまんでモニター側に引っ張り上げればキーボードを浮かすことができます。
ただし、写真のように、キーボードの裏面は基盤と配線がつながっているので、力いっぱいやらないように注意しましょう。
次に、配線を外します。
写真のように、2か所のツメを手前側に押し下げれば、配線は簡単に引っこ抜けます。
これで、壊れたキーボードを取り外せました。
あとは、新品のキーボードを逆の手順で取り付けるだけで完成です。
まとめ
以上、ノートパソコン(富士通 LIFEBOOK P771/C)のキーボード交換のやり方を解説しました。
もしあなたが、キーボードの故障だったり黄ばみだったりでノートパソコンを数万円から数十万円かけて買い替えようかとお考えなら、ちょっと待ってください。
ハッキリ言って、ノートパソコンのキーボード交換は、誰でも安く簡単にできます!
そのことを知らずに損してる人は、きっとたくさんいると思います(私も知りませんでした)。
買い替える前に、キーボードの交換にチャレンジしてみましょう♪