最近、EA作りのためのバックテストを繰り返し行っているのですが、とにかく時間がかかります。
おかげで、なかなか作業が進みません。
しかも、時間をかけて行ったバックテストなのに、モデリング品質が「90%」に届かず、「25%」とか「N/A」とかがよく出てきます。
もしかしてヒストリカルデータに問題があるのでは?と考え、ヒストリカルデータを入れ替えたりもしてみましたが、結果は変わりません。
まー、使っているノートPCがかなり古いモデル(2011年製)なので、遅いのは仕方ないと割り切っていましたが、さすがにそろそろ限界です。
そこで、今回は、ノートPCの買い替えを検討します。
今使っているノートPC
私が今使っているノートPCの仕様は、以下のとおりです。
- モデル:富士通 LIFEBOOK P771/C メーカーサイトへ
- CPU:Intel Core i5-2520M(第2世代)
- メモリ:DDR3 SDRAM 1GB → 6GB(増設済)
- 記憶媒体:SATA HDD160GB → HDD1TB(換装済)
- OS:Windows7(32bit)→ Windows10(32bit)(アップデート済)
2011年発売のもうかなり古いモデルです( ;∀;)
今まで、メモリを増設し、ハードディスクを換装し、Windows10にアップデートしてと、コツコツ改造しながら使ってきました。
しかし、最近では、Windowsの起動、ウェブ閲覧、iTunesの読み込みなどの普段使いでも、遅くてイライラするようになってきました。
ということで、以下で、具体的な買い替え機種を検討してみます。
ノートPC買い替え時に見るべきポイント
最低でも、今もたついている各種の処理がハッキリと体感できるぐらいスピードアップしてほしいところです。
当然、MT4のバックテストも楽々こなしてほしいです。
パソコンの性能は、ざっくり言えば、「CPU」「メモリ」「記憶媒体」の3要素で決まります。
CPU
CPUは、人間で例えると「頭脳」です。
CPUの処理速度が速い(=頭の回転が速い)と、データを処理するスピードが速くなります。
メモリ
メモリは「作業する机の広さ」です。
メモリが多い(=机が広い)と、たくさんの作業を同時にすることができます。
逆に、メモリが少ない(=机が狭い)と、作業効率が悪くなり、作業スピードが落ちます。
記憶媒体(ストレージ)
ストレージは「作業する机の引き出し」です。
ストレージが大容量になる(=引き出しが大きい)と、保存できるデータの量が増えます。
ここ数年、HDDよりも高速なSSDが主流になりつつあります。
ノートPC購入時に最も重視すべきはCPU
これら3要素のうち、特にノートPC購入時に最も重視すべきはCPUです。
メモリとストレージは、ノートPC購入後でも簡単に増設したり換装したりできますが、CPUだけはちょっと違います。
そもそも、CPUの交換ができない機種が多いですし、交換可能な機種であっても、使えるCPUの種類(世代やシリーズ)の調査や、ノートPCの本格的な分解が必要であり、素人は手を出しにくいです。
なので、以下、CPUを重視して買い替えモデルを検討していきます。
最安価格帯(3万円~5万円)の格安ノートPC
まずは、最安価格帯(3~5万円)の格安ノートPCをみてみます。
家電量販店や有名ネットショップで調べてみたところ、3~5万円のモデルに搭載されているCPUは、ほとんどがインテルのAtomシリーズやCeleronシリーズでした。
AtomシリーズやCeleronシリーズは、インテル製CPUの中で、高性能なCore iシリーズに対し、廉価版として位置づけられています。
価格の安さと消費電力の少なさがウリなのですが、処理速度については、はっきりいって力不足です。
ベンチマークを見てみても、これらのモデルより、私の古いノートPCのCPU(第2世代Core i5-2520M)の方がスコアが高いです。
どうやら、3~5万円の格安ノートPCでは役不足のようです。
メーカー直販パソコンのすすめ
格安PCは役不足だとわかりました。
そこそこ高性能なノートPCを安く買いたいなら、”メーカー直販パソコン”がコスパ最強でおすすめです。
メーカー直販パソコンとは、メーカーが直接販売しているパソコンのことです。
普通に店頭で売っているPCには、自分にとって必要のないパーツやソフトウェアが付いていますが、BTO(Build To Order)という販売スタイルのメーカー直販パソコンは、自分の用途に合わせてパーツを自由にカスタムして注文することができます。
そのため、パーツやソフトウェアを絞れば、店頭販売モデルよりメーカー直販パソコンの方が安く買うことができます。
さらに、メーカーサイトで購入することで独自の保証がついたり、サポートが用意されている製品もあります。
このように、メーカー直販パソコンなら、自分好みにカスタマイズしたノートPCを、比較的安く購入することができるのです。
おすすめメーカー直販ショップ
多くのPCメーカーがメーカー直販ショップを出していますが、私は、品揃えの豊富さと価格の安さで「レノボ・ショッピング」おすすめします。
レノボ(Lenovo=旧IBM)は、ノートPCメーカーとして世界シェア第2位の巨大メーカーであり、”ThinkPad”はノートPCの代名詞と言われるほど人気があります。
海外メーカーですが、一部の研究開発(大和事業所)や組立(米沢工場)を日本で行っているので、品質面でも安心です。
そんなレノボのメーカー直販ショップが「レノボ・ショッピング」です。
ハイエンドモデルからエントリーモデルまで品揃えが豊富で、ここでしか買えないThinkPadの米沢生産モデルなどもあります。
また、セールが狙い目で、旧モデルが驚くほど大幅値引きされています。
購入後も、手厚い保証や専属スタッフによる丁寧なサポートがあるので安心です。
まとめ
今回は、ノートPCの買い替えを検討しました。
格安PCは役不足だけど、そこそこ高性能なノートPCを安く買いたいなら、メーカー直販パソコンがコスパ最強でおすすめです。
メーカー直販パソコンは、BTOという販売スタイルにより、自分の用途に合わせてパーツを自由にカスタムして注文することができるので、カスタム次第で店頭販売モデルより安く買うことができます。
多くのPCメーカーがメーカー直販ショップをしていますが、品揃えの豊富さと価格の安さで、私は「レノボ・ショッピング」おすすめします。
メモリやストレージを自分で交換するつもりなら、こちらの記事が参考になります。