そろそろMT4を安定稼働させる環境を整えようと考えています。
現状は、ノートPCの電源をつけっぱなしにしてMT4を稼働しています。
しかし、ずっとこのままというわけにはいきません。日常使うPCとの併用なので何かと不便です。
なにより、ノートPCは熱を持つので、冬の間は問題なくても、夏になれば熱暴走するかもしれません。
とても安定稼働できているとは言えません。
そこで今回の記事では、MT4を安定稼働させる環境整備を検討してみます。
ミニPC vs VPS
みんなはMT4の常時稼働をどうやって実現しているのでしょう?
ネットで調べてみると、どうやら「ミニPC派」と「VPS契約派」がいるようです。
それぞれ調べてみました。
ミニPC派
スティックPCなどのミニPCを用意してMT4専用機にする方法です。
MT4専用のミニPCにすれば、日常使うPCが解放されるほか、以下のようなメリットがあります。
まず、本体価格が安いです。ノートPCよりもはるかに安く、だいたい2万円ほどで買えます。
ミニPCは、省電力で低発熱のCPUに、巨大なヒートシンクをかぶせ、あと構造そのものがシンプルなので、火災の心配も少なく、電気代は月数十円しかかからないなど、常時稼働向きです。
また、本体が小さく、最初にMT4を設定すれば、その後はモニターも必要ないので、省スペースです。
ミニPCの最大の弱点は停電でしょう。
もしトレード手法が、秒や分単位でトレードするスキャルピングだと、停電は致命的な問題です。
しかし、数日以上のスパンでトレードするスイングトレードの場合、システムが半日や1日停止するぐらいは大した問題ではないかもしれません。
おすすめミニPC
両機種とも、SSD64GBにメモリ4GBと、MT4を動かすPCとしては十分なスペックです。
HDMI端子があるので必要な時はTVに繋げることができます。だからモニターは不要です。
TVでYoutubeを見たりもできますよ♪
スティック型パソコン Compute Stick M1S (インテル Atom x5-Z8350/4GB/64GB/Win10 64Bit) | ![]() |
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VPS契約派
MT4用にWindowsのVPS(Virtual Private Server)を契約する方法です。
VPSとは、一台の物理的なサーバーコンピュータ上で、仮想的なサーバーコンピュータを何台も起動する技術で作られた仮想的なサーバーコンピュータです。
Windows対応のVPS業者と契約すれば、VPS業者のデーターセンター内に自分専用の仮想Winodwsデスクトップ環境を持つことができます。
この仮想Windowsデスクトップ環境に、MT4をインストールして稼働させるのです。
VPSには、安定的に常時稼働できること、自宅PCは使わないので停電や火災を心配する必要がないこと、外出先からもアクセスできることなどのメリットがあります。
VPSのデメリットは、サーバーのメンテナンスを自分でしなければならず、ある程度のサーバーの知識と手間が必要なことですが、その程度なら大丈夫でしょう。
おすすめVPS業者1 『XMtrading』
XMユーザーなら、以下の条件を2つとも満たせば無料でVPSを利用できます。
①1ヶ月に5ロット(50万通貨)以上の取引があること
②口座資金の合計が5000ドル(日本円なら約60万円)以上あること
条件を満たせなければ、利用料は月額28ドル(約3000円)かかります。
おすすめVPS業者2 『GMOクラウド』
XMの無料条件を満たせない場合は、GMOクラウドがおすすめです。
GMOクラウドのVPSは、高速SSDを搭載した、初期費用無料で気軽に利用できる高性能WindowsサーバーVPSです。
価格、スペック、安定性、サポートなど、総合的にみて他社に比べて圧倒的にコストパフォーマンスが優れています。
まとめ
今回は、MT4を安定稼働させる環境として、「MT4専用のミニPC」と「VPS契約」について検討しました。
MT4専用のミニPCは、ノートPCに比べて、安価、省電力、低発熱、省スペースなどのメリットがあり、常時稼働向きです。
VPSは、安定的に常時稼働できること、自宅PCは使わないので停電や火災を心配する必要がないこと、外出先からもアクセスできることなどのメリットがあります。
どちらがの方がいいのか、もう少し検討してみます。
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