たったこれだけ!簿記2級の独学攻略法|2019版

たったこれだけ!簿記2級の独学攻略法

『日商簿記2級(簿記2級)』は、毎年約20万人が受験する"超"人気資格です。

経営管理に役立つ知識として最も企業から求められる資格であり、企業の財務担当者に必須の資格です。

そのため、学生・社会人・主婦など属性や性別を問わず毎年多くの受験生が集まります。

 

簿記2級は2019年度に出題範囲が改定されたこともあり、どう勉強すればいいのか悩んでいる受験生も多くいると思います。

この記事では、簿記2級を独学で短期攻略するための ”超!効率的な勉強法”を紹介します。

私自身が実践し結果を出したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。

どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

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簿記2級検定の基本情報

2019年度試験日程

試験は年3回実施。

第152回2019年6月9日(第2日曜日)
第153回2019年11月17日(第3日曜日)
第154回2020年2月23日(第4日曜日)

※試験情報の詳細は公式サイトを参照してください。

出題型式

  • 全問記述式、試験時間は2時間。
  • 出題範囲は、商業簿記と工業簿記の2科目。

合格ライン・合格率

合格ラインは、100点満点で70点以上です。

合格率は、ここ数年で見ると約11%~47%とかなりの幅があり、簡単な回と難しい回があります。

 

簿記2級の出題傾向

第1問(配点20点)では、毎回、仕訳が出題されています。

第2問(配点20点)では、固定資産・有価証券・商品売買などの個別論点がよく出題されています。

第3問(配点20点)では、財務諸表作成や精算表作成がよく出題されています。

第4問(配点20点)は、費目別計算・部門別計算・個別原価計算・本社工場会計などが出題されています。

第5問(配点20点)は、総合原価計算・標準原価計算・直接原価計算などが出題されています。

 

簿記2級の難易度

2019年2月の検定(第151回)では、第3問で非常に複雑な連結精算表が出題され、過去最高の難問と話題になりました。

さらに、2019年度に試験範囲が改定されたことから、今後、簿記2級は難化していくのではないかと噂されています。

 

しかし、あまり気にする必要はありません。

難問が出題されたことは、過去に何度もありました。実際、合格率が第151回(12.7%)と同じぐらい低かった回が過去に何度もありました。

仮に難問が出たとしても、要は70点とればいいのです。難問では部分点狙いに徹し、他の問題で得点すれば合格できます。

 

試験での出題パターンがほぼ決まっているので、今までと同様、過去問などでしっかり準備していれば独学で十分に対応できます。

忙しい社会人でも、1ヶ月あれば合格できます。

私の経験上も、短期間で攻略できる簡単な部類の資格です。

 

超!効率的な勉強法

簿記2級の受験生の多くは、3級取得者または3級の勉強を経験した方であり、簿記初学者は少ないと思っています。

しかし、2級では、商業簿記のレベルが上がり、新たに工業簿記が加わるなど、簿記初学者でなくても、新たに勉強することはたくさんあります。

短期攻略を目指すためには、効率良く勉強する必要があります。

ということで、ここからは、やるべきことしかやらない ”超!効率的な勉強法” を紹介します。

 

教材はテキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけ!

最初に教材を用意しましょう。

必要な教材は、ズバリ、テキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけです。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、たいていどれも中途半端になってしまいます。

一度、教材をコレと決めたら、浮気せず、ひたすら何度も繰り返す方が、はるかに学習効率は高いです。

そのコレと決める教材ですが、私は以下のものをおすすめします。

 

テキストは、『スッキリわかる 日商簿記2級』(TAC出版)です。商業簿記と工業簿記の2分冊です。

 

過去問集は、『スッキリとける 日商簿記2級 過去+予想問題集』(TAC出版)です。

TAC出版開発グループ (著), 滝澤 ななみ (監修)

 

おすすめ理由は、

『スッキリわかる 日商簿記2級』は、かわいいイラストややさしい文章表現で、とにかく読みやすくわかりやすいです。簿記2級受験生の中で人気No.1のテキストです。

過去問集については、間違った問題はテキストに戻って見直すことになるので、テキストと同じ出版社のものを選んだ方がスムーズに見直せます。

 

また、2019年度に簿記2級の出題範囲が改定されたので、必ず最新版の教材を買って下さい。

 

電卓については、機種は何でもいいですが、大きめのものを早めに用意しましょう

早めに用意する理由は、受験勉強中からマイ電卓を使い込んで、早めに自分のものにしておくためです。

大きめのものをおすすめするのも、同様に打ち間違いを防ぐためです。

あと、電卓の便利機能を早めに使いこなすためでもあります。早めにマイ電卓を使って、これらの機能を使いこなせるようになれば、計算が速くなるだけでなく、キーをたたく回数を大幅に減らすことができるため、結果として、打ち間違いが減ります。

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受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次に受験勉強のスケジュールを建てましょう。

ポイントは、試験日から逆算して受験スケジュールを立てることです。

試験日から逆算してスケジュールを立てることにより、やるべきことをすべてやりきった直後、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができます。

 

具体的には、今から試験までの期間を大きく3つに分けます。

3つの期間は、試験直前から順に、③直前期、②アウトプット期、①インプット期とします。

③ 直前期は総復習です。期間は試験直前の2~3日間程度。

② アウトプット期は過去問集をひたすら解きます。

① インプット期はテキストをひたすら読みます。

 

この①②③の各期に割り振る期間は、試験までの残り期間に応じて設定しましょう。

 

もし残り期間が2ヶ月(9週間)だとすれば、①4週間弱、②5週間、③3日間ぐらい。

もし残り期間が3ヶ月(13週間)だとすれば、①5週間、②7週間強、③3日間ぐらい。

 

ちなみに、簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、一般に200時間程度と言われています。

私としては、この”超!効率的な勉強法”を使えば、忙しい社会人を想定した場合でも、1ヶ月=40~50時間あれば十分に合格できると考えています。

受験生の属性(学生、主婦など)次第では、1日の勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も可能です。

※ 1ヶ月=40~50時間の計算式
  1日の勉強時間を、平日は2時間、土日は計5時間とします。
  1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
  よって、1ヶ月(4週間)なら40~50時間。

 

3回転学習法でインプット

試験勉強というのは、必要な知識を頭に入れ(インプット)、その知識を正しく解答する練習(アウトプット)をする「作業」です。

よく簿記の勉強はアウトプット重視と言われますが、それでも知識ゼロの状態で問題を解くことなどできないので、インプットを軽んじることはできません。

ということで、まずはインプット学習をします。

ここでは、学習効率が高いことで知られる3回転学習法を使って、テキストを効率よく読み込みます。

 

1回転目

1回転目は、スピード重視でサッと完読しましょう。

ここでは、なんとなくでいいので工業簿記や2級の商業簿記の概要を掴むこと試験範囲のボリューム感を把握することを意識して読み進めます。

わからない箇所は放っておいていいので、どんどん読み進めましょう。

簿記3級の勉強経験がある方であれば、商業簿記の方は最初から問題なく読み進めていけると思いますが、工業簿記の方でひっかかるかもしれません(私です)。

私の場合、「なぜそうなるのか?」と理屈を考えるのは止め、野球やサッカーのルールと同じように「そういうルールなんだ。」と思うようにして読んでいました。

 

2回転目

2回転目は、じっくりと読み込みましょう。

「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

ここでは、試験によく出る、仕訳、財務諸表、精算表、工業簿記仕訳、原価計算などの重要ポイントを蛍光ペンでマーキングします。

 

3回転目

3回転目は、重要度の低そうな箇所は流していいので、2回転目にマーキングした重要ポイントを復習し、理解しましょう

 

過去問集でアウトプット

簿記では、過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく効果的です。

というのも、「簿記は習うより慣れろ」と言われるように、本を読んで理解するより、手を動かしてひたすら問題を解いていく方が、はるかに身につくからです。

また、簿記2級の試験は、第1問では仕訳、第3問では財務諸表か精算表、第4問では工業簿記仕訳というように、数字だけは変えているものの問題の多くが過去問のやき直しだといわれています。

過去問に慣れ、しっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解くことができるようになるのです。

 

なので、過去問集を、ひたすら解き、答え合わせをし、復習します。

間違った問題は、もう一度解きなおす、テキストにもどって理解しなおす等します。

ただし、どうしてもわからない問題は捨てても構いません(100点を目指してはいけない!)

 

ラスト2~3日間は総復習

試験直前の2~3日間は、過去問でよく間違えた問題だけを徹底的に復習し、本番で対応できるようにしておきましょう。

前日の晩は早めに寝て、頭と体が共に万全の状態で、試験当日を迎えてください。

 

まとめ

以上が、簿記2級のための、やるべきことしかやらない ”超!効率的な勉強法” です。

まとめると、こんな感じです。

1.教材は、テキスト1セットと過去問集1冊と電卓だけ。

2.スケジュールは、試験日から逆算して立てる。

3.インプットは、3回転学習法を使って効率的に。

  • 1回転目は、簿記の概要とボリューム感の把握だけを意識し、スピード重視で完読する。
  • 2回転目は、じっくり読み込み、重要ポイントをマーキングする。
  • 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイントを復習する。

4.アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせをし、復習する。

5.直前期は、やったことだけ徹底的に復習する。

 

あなたが簿記2級に興味を持ち、受験を考えているなら、この記事が必ず役に立つと確信しています。

短期攻略を目指して頑張りましょう!!

 

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