たったこれだけ!宅建士の独学攻略法

 

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家を示す国家資格で、受験者数が約20万人と言われる”超”人気資格です。

 

この記事では、この”超”人気の宅建試験を独学で攻略するための「超!効率的な勉強法」を紹介します。

私も実践したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません

どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

試験情報

平成30年度試験日程

※正確な日程は公式サイトを参照してください。

    • 7月2日  受付開始
    • 10月21日 宅建試験(毎年1回、通常10月の第3日曜日)
    • 12月5日  合格発表

 

出題型式

    • 全問マークシート方式(4肢択一式)、問題数は計50問、試験時間は2時間です。
    • 出題範囲は、「民法等」から14問、「宅建業法」から20問、「法令上の制限」から8問、「その他関連知識」から8問と、幅広い分野から出題されます。

合格率・合格ライン

宅建試験の合格率は約15~17%です(2017年度の合格率は15.6%)。

 

過去10年の合格点は50問中31~36点の範囲ですから、合格ラインは約70点です。

 

難易度

宅建試験は難しいとよく言われますが、ハッキリ言ってそれほど難しくありません

 

たしかに、100人中15〜17人しか合格できないと聞けば難関資格のように思えます。

しかし、知名度が高くお手軽に受験できる試験であるため、受験者の中には初学者レベルの方が相当数いるのが実態であり、15~17%というのは見た目の合格率に過ぎません。

 

むしろ、数ある国家資格の中では、やさしい部類に属する資格と言えます。

 

正しい勉強法

とはいっても、宅建試験の出題範囲は相当に広いので、短期攻略するためには、効率良く勉強する必要があります。

 

ということで、ここから、やるべきことしかやらない「超!効率的な勉強法」を紹介します。

 

教材はたった2冊で十分!

最初に、必要な教材を揃えましょう。

 

必要な教材は、ズバリ、参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分です。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、たいていどれも中途半端になってしまいます。

コレと決めた教材を、浮気せず、ひたすら何度も繰り返す方が、学習効率ははるかに高いです。

 

そのたった2冊ですが、私は以下の2冊をおすすめします。

参考書は、「パーフェクト宅建 要点整理」です。

2018年版 パーフェクト宅建 要点整理


過去問集は、「パーフェクト宅建 過去問10年間」です。

パーフェクト宅建 過去問10年間


なぜこの2冊のなにがいいかというと、

「パーフェクト宅建 要点整理」は、コンパクトながら試験範囲をすべて網羅していて、何より読みやすくよくまとまっています。

過去問集は、問題そのものは同じでも、参考書と違う出版社のものを選んでしまうと、解説文のニュアンスに違和感を感じることもあるので、できれば同じ出版社のものを選ぶべきです。

それと、やはり不動産関連資格の試験対策においては、定評ある住宅新報社の参考書・問題集を使うのが正解でしょう。

 

あと、宅建試験では、必ず最新版の教材を使って下さい。

先ごろ、民法の大改正が話題になりましたが、「法令上の制限」の中で出題される建築基準法なんか毎年のように改正されます。

このように法律は頻繁に改正されますし、特に重要な改正部分はトピックとして出題されやすいので、最新の法改正に対応した教材を使う必要があるからです。

 

受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次に、試験日から逆算して受験スケジュールを立てます

試験日から逆算してスケジュールを立てることにより、せっかく覚えた知識を忘れる前に、やるべきことをすべてやりきった直後、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができます。

 

具体的には、今から試験までの期間を大きく3つに分けます。

3つの期間を、試験直前から順に、③直前期、②アウトプット期、①インプット期とします。

 

③直前期は総復習です。期間は試験直前の1週間~10日間程度。

②アウトプット期は過去問集をひたすら解きます。

①インプット期は参考書をひたすら読みます。

 

この①②③の各期間の割り振りは、今から試験までの残り期間に応じて設定します。

 

もし残り期間が3ヶ月(13週間)だとすれば、①6週間、②6週間、③1週間ぐらいです。

もし残り期間が4ヶ月(17週間)だとすれば、①8週間、②8週間、③1週間ぐらいです。

 

ちなみに、宅建試験に合格するために必要な勉強時間は、一般に200~300時間程度と言われています。

 

個人的には、この「超!効率的な勉強法」を使えば、忙しい社会人を想定しても3ヶ月=130~170時間あれば、十分に合格できると考えています。

受験生の属性(学生、主婦など)次第では、1日の勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も可能だと考えています。

※ 3ヶ月=130~170時間の計算式
   1日の勉強時間を、平日2時間、土日5時間とします。
   1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
   3ヶ月(13週間)なら、130~170時間。

 

3回転学習法でインプット

必要な知識が頭に入っていて(インプット)、その知識を正しく答案用紙に表すことができれば(アウトプット)、どんな試験でも合格します。

ということで、まずはインプット学習をします。

 

ここでは、学習効率が高いことで知られる3回転学習法を使って、参考書を読み込みます。

 

1回転目

とにかく一気に完読します。1回転目で重視すべきはスピードです

各分野の全体像を把握すること、これから勉強する試験範囲のボリューム感を掴むことだけを意識して、わからない箇所はわからないままでいいので、どんどん読み進めます。

おそらく、法律を学んだ経験や不動産業に携わった経験がない方にとっては、法律などの独特の言い回しに相当てこずると思います。

でも気にしないでいいです。
どうせ後々わかってきますから。

 

2回転目

2回転目は、時間をかけてじっくりと読み込みます。

「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

1回転目で把握した全体像の中での位置付けも意識します。

ここでは、暗記はまだしなくていいですが、重要ポイント、暗記すべき語句や数値などを蛍光ペンでマーキングします

 

3回転目

3回転目は、重要度の低そうな箇所は軽く読み飛ばし、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記します

宅建試験では、「宅建業法」や「法令上の制限」に暗記すべき語句や数値がたくさん出てきます。

こちらの記事では、つらい暗記作業がラクに行える心理効果を紹介しています。

資格受験生必見!暗記に役立つ心理効果【エピソード記憶&マジカルナンバー7±2】
つらい暗記作業がラクになる心理効果を2つ紹介します。気持ちや感想、身体の動きをセットにして「エピソード記憶」化してしまうことで暗記効率を高めることができます。「マジカルナンバー7±2」を活用し、多くの情報をチャンク化できれば暗記効率を高めることができます。

 

過去問集でアウトプット

宅建試験では、過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく重要です。

過去問を数多く解き、慣れてくれば、よく出る論点も浮かび上がってきますし、例えば、文の末尾だけ「…しなければならない。」を「…することができる。」に変えているようなひっかけ問題にも対応できるようになります。

なにより、宅建試験では、出題の約7割が過去問の焼き直しだと言われており、過去問をしっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解くことができるのです。

 

なので、過去問集を、ひたすら解き、答え合わせをし、復習します。

 

ここでの復習についてですが、4肢択一式の宅建試験では、適当に選んだ答えが正解している場合もあるので、正解したといっても必ずしも理解できているとは限りません。

正答・誤答に関係なく、わからない選択肢をチェックしておいて、後でその選択肢を復習するようにします。

 

ラスト1週間(10日間)は総復習

試験直前の1週間(10日間)は、むやみに手を広げません。

参考書のマーキング箇所と過去問で何度も間違えた選択肢だけを徹底的に復習し、試験日に頭をピークの状態に持っていきます。

 

そして、前日の晩は早めに寝て、頭も体も万全の状態で、試験当日を迎えてください。

 

まとめ

以上が、宅建試験のための、やるべきことしかやらない「超効率的な勉強法」です。

まとめると、こんな感じです。

 

1.教材は、最新版の参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分。

2.スケジュールは、試験日から逆算して立てる。

3.インプットは、3回転学習法を使う。

  • 1回転目は、全体像とボリューム感の把握だけを意識して、一気に完読する。
  • 2回転目は、時間をかけてじっくり読み込み、重要ポイント等マーキングする。
  • 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記する。

4.アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせをし、復習する。

5.直前期は、やったことだけ徹底的に復習し、試験日に最高の状態に持っていく。

 

あなたが宅建士に興味を持ち、資格を取得しようと考えているなら、この記事が必ずお役に立つと確信しています。

頑張ってください。

 

補足情報

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