たったこれだけ!マンション管理士の独学攻略法

マンション管理士の独学勉強法

 

マンション管理士(マン管)とは、マンションの管理組合が抱えるさまざまな課題に対して、専門的な知識や経験に基づいて、助言、指導その他の支援を行う国家資格の取得者です。

 

この記事では、難しいと言われるマン管試験を独学で短期攻略するための「超!効率的な勉強法」を紹介します。

私自身が実践し結果を出したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。

 

どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

試験情報

平成30年度試験日程

  • 9月3日  申込開始
  • 11月25日 マンション管理士試験(毎年1回、通常11月の最終日曜日)
  • 1月11日  合格発表

※正確な試験日程は公式サイトを参照してください。

出題型式

  • 全問マークシート方式(4肢択一式)、問題数は計50問、試験時間は2時間です。
  • 出題範囲は、次の4分野であり、マンション管理に関する幅広く深い知識が問われます。
    1. マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
    2. 管理組合の運営の円滑化に関すること
    3. マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
    4. マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

合格率・合格ライン

マン管試験の<合格率は約7~9%です(2018年度の合格率は9.0%)。

過去10年の合格点は50問中34~38点の範囲ですから、合格ラインは7割弱から7割半ばといったあたりです。

 

難易度

合格率が約7~9%と低く、少なくともお手軽な試験ではないことがわかります。

私の感想でも、同じ不動産分野の国家資格である宅建試験や管理業務主任者試験よりも、難易度はワンランク上です。

 

しかし、難易度が上と言っても、宅建試験や菅業試験と試験形式は同じ(4肢択一式の50問)であり、問題文が少しひねくれているとか、より応用力を問うているとかいう程度で、それほど難しい試験ではありません。

私の経験上、十分に独学で短期攻略できます

 

超効率的な勉強法

とはいっても、幅広く深いマンション管理に関する知識が問われる試験なので、なめてかかるわけにはいきません。

まして、短期攻略するためには、効率良く勉強する必要があります。

 

ということで、ここからは、やるべきことしかやらない「超!効率的な勉強法」を紹介します。

 

教材はたった2冊で十分!

最初に、必要な教材を揃えます。

 

必要な教材は、ズバリ、参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊だけです。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、たいていどれも中途半端になってしまいます。

教材をコレと決めたら、浮気せず、ひたすら何度も繰り返す方が、はるかに学習効率は高いです。

 

そのたった2冊ですが、私は次の2冊をおすすめします。

 

参考書は、「楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理」です。

楽学マンション管理士・管理業務主任者要点整理〈2018年版〉

過去問集は、「楽学マンション管理士 過去問5年間」です。

2018年版 楽学マンション管理士 過去問5年間 (楽学マンション管理士・管理業務主任者シリーズ)


なぜこの2冊がいいかというと、

「楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理」は、コンパクトながら必要な範囲をすべて網羅していて、読みやすくよくまとまっていますし、この一冊で、マンション管理士と管理業務主任者の両方の試験対策ができます。

このコンパクトで読みやすいことが大事で、「楽学マンション管理士・管理業務主任者」シリーズには上下2分冊の基本書もあるのですが、これだけのボリュームを何度も読み返すのは、ちょっと大変です。

この両試験は、出題範囲がほぼ同じで、試験日も1週間ズレているだけなので、私としてはダブル受験をおすすめします

 

また、過去問集は、問題そのものは同じでも、参考書と違う出版社のものを選んでしまうと、解説文のニュアンスに微妙な違和感を感じることもあるので、同じ出版社のものを選ぶべきです。

それと、やはり不動産関連資格の試験対策においては、定評ある住宅新報社の参考書・問題集が安心です。

 

もう一つ、マン管試験では、必ず教材は必ず最新版を買って下さい。

出題される法令等の中には、建築基準法のように毎年のように改正されるものがあり、特に重要な改正部分はトピックとして出題されやすいので、法改正に対応した教材を使う必要があるからです。

 

受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次に、試験日から逆算して受験スケジュールを立てます

試験日から逆算してスケジュールを立てることにより、やるべきことをすべてやりきった直後、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができるからです。

 

具体的には、今から試験までの期間を大きく3つに分けます。

3つの期間を、試験直前から逆算して、順に、③直前期、②アウトプット期、①インプット期とします。

 

③直前期は総復習です。期間は試験直前の1週間~10日間程度。

②アウトプット期は問題集をひたすら解きます。

①インプット期は基本書をひたすら読みます。

 

この①②③の各期にどれぐらいの期間を割り振るかは、試験までの残り期間に応じて設定します。

 

もし残り期間が3ヶ月(13週間)だとすれば、①6週間、②6週間、③1週間ぐらいです。

もし残り期間が6ヶ月(26週間)だとすれば、①12週間、②12週間、③10日間ぐらいです。

 

ちなみに、マン管試験に合格するために必要な勉強時間は、一般に、600~700時間程度と言われています。

私としては、この「超!効率的な勉強法」を使えば、忙しい社会人を想定しても、長くても5ヶ月=210~270時間もあれば、十分に合格できると考えています。

受験生の属性(学生、主婦など)次第では、1日あたりの勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も十分可能だと考えています。

※ 5ヶ月=210~270時間の計算式
   1日の勉強時間を、平日2時間、土日は計5時間とします。
   1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
   5ヶ月(21週間)なら、210~270時間。

 

3回転学習法でインプット

試験勉強とは、必要な知識を頭に入れ(インプット)、その知識を正しく解答する練習(アウトプット)をする作業です。

ということで、まずはインプット学習をします。

 

ここでは、学習効率が高いことで知られる3回転学習法を使って、参考書を効率よく読み込みます。

 

1回転目

とにかく一気に完読します。1回転目はスピード重視です。

各分野の全体像を把握すること、これから勉強する試験範囲のボリューム感を掴むことだけを意識して、わからない箇所はわからないままでいいので、どんどん読み進めます。

おそらく、法律を学んだ経験、不動産業や不動産管理業に携わった経験がない方にとっては、法律などの独特の言い回しや専門用語に相当てこずると思います。

後々わかってきますから、この段階では気にしないでいいです。

 

2回転目

2回転目は、時間をかけてじっくりと読み込みます。
「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

1回転目で把握した全体像の中での位置付けも意識します。

ここでは、暗記はまだしなくていいですが、重要ポイント、暗記すべき語句や数値などを蛍光ペンでマーキングします。

 

3回転目

重要度の低そうな箇所は軽く読み飛ばし、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記します

マン管試験では、法律用語など暗記すべき語句や数値がたくさん出てきます。

暗記作業はつらいです。こちらの記事では、暗記作業のコツというか、少しでもラクに行える心理効果を紹介しています。

資格受験生必見!暗記に役立つ心理効果【エピソード記憶&マジカルナンバー7±2】
つらい暗記作業がラクになる心理効果を2つ紹介します。気持ちや感想、身体の動きをセットにして「エピソード記憶」化してしまうことで暗記効率を高めることができます。「マジカルナンバー7±2」を活用し、多くの情報をチャンク化できれば暗記効率を高めることができます。

 

過去問集でアウトプット

マン管試験では、過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく重要です。

過去問を数多く解き、慣れてくれば、よく出る論点も浮かび上がってきます。

また、例えば、文の末尾だけ「…しなければならない。」を「…することができる。」に変えているようなひっかけ”問題にも対応できるようになります。

なにより、マン管試験では、出題の大半が過去問の焼き直しだと言われており、過去問をしっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解くことができるのです。

 

なので、過去問集を、ひたすら解き、答え合わせをし、復習します。

 

ここでの復習についてですが、4肢択一式のマン管試験では、適当に選んだ答えが正解している場合もあるので、正解したといっても必ずしも理解できているとは限りません。

正答・誤答に関係なく、わからない選択肢をチェックしておいて、後でその選択肢を復習するようにします。

 

ラスト1週間(10日間)は総復習

試験直前の1週間(10日間)は、むやみに手を広げません。

参考書のマーキング箇所と過去問で何度も間違えた選択肢だけを徹底的に復習します。

 

そうして、前日の晩は早めに寝て、頭と体が共に万全の状態で、試験当日を迎えてください。

 

まとめ

以上が、マン管試験のための、やるべきことしかやらない「超効率的な勉強法」です。

まとめると、こんな感じです。

 

1.教材は、最新版の参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分。

2.スケジュールは、試験日から逆算して立てる。

3.インプットは、3回転学習法を使って効率的に。

  • 1回転目は、全体像とボリューム感の把握だけを意識して、スピード重視で。
  • 2回転目は、時間をかけてじっくり読み込み、重要ポイント等マーキングする。
  • 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記する。

4.アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせをし、復習する。

5.直前期は、やったことだけ徹底的に復習し、試験日に最高の状態に持っていく。

 

あなたがマンション管理士に興味を持ち、資格を取得しようと考えているなら、この記事が必ずお役に立つと確信しています。

頑張ってください。

 

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