たったこれだけ!管理業務主任者試験の独学攻略法|2019版

管理業務主任者の独学勉強法

「管理業務主任者」とは、マンション管理のマネジメント業務を担う国家資格の取得者です。

この記事では、管理業務主任者試験を独学で短期攻略するための”超!効率的な勉強法”を紹介します。

私自身が実践し結果を出したこの勉強法は、とことん無駄を省き、やるべきことしかやりません。

どうか、無駄に時間やコストをかけた間違った勉強法をしないでください。

 

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菅業試験の基本情報

2019年度試験日程

  • 9月  受付開始
  • 12月上旬 管理業務主任者試験(毎年1回、通常12月の第1日曜日)
  • 1月 合格発表

※詳細な試験情報は公式サイトを参照してください。例年6月上旬に公表されます。

試験内容

  • 全問マークシート方式(4肢択一式)、問題数は計50問、試験時間は2時間です。
  • 出題範囲は以下の5分野であり、マンション管理に関する幅広く深い知識が問われます。
    1. 管理事務の委託契約に関すること
    2. 管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
    3. 建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
    4. マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
    5. 前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること

合格率・合格ライン

管理業務主任者試験の合格率は約20~23%です(2018年度の合格率は21.7%)。

過去10年の合格点は50問中32~37点の範囲ですから、合格ラインは7割前後です。

 

菅業試験の出題傾向

毎年、50問中35問ほど(約7割)が法律系の科目から出題されています。

中でも、「区分所有法」「民法」「マンション管理適正化法」が頻出科目です。

特に重要なのは「区分所有法」です。単独での設問のほか、関連問題も数多く出題されています。

 

菅業試験の難易度

同じ国家資格で、出題範囲がほぼ同じマンション管理士試験と比べると、合格率(23% vs 9%)をみても、問題の難易度から考えても、”やさしい” です。

同じ法律や規約の問題であっても、マンション管理士試験では応用力が求められるのに対し、管理業務主任者試験では基礎的な知識を求められるといった感じです。

 

超!効率的な勉強法

”かなりやさしい” とは言っても、マンション管理に関する幅広く深い知識が問われる試験ですから、なめてかかるわけにはいきません。

まして、短期攻略するためには、効率良く勉強する必要があります

ということで、ここからは、やるべきことしかやらない”超!効率的な勉強法”を紹介します。

 

教材はたった2冊で十分!

最初に、必要な教材を揃えましょう。

必要な教材は、ズバリ、参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分です。

 

私の経験上、いろんな教材に手を出すと、たいていどれも中途半端になってしまいます。

教材をコレと決めたら、浮気せず、ひたすら何度も繰り返す方が、学習効率ははるかに高いです。

そのたった2冊ですが、私は以下の2冊をおすすめします。

 

参考書は、『楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理』です。

 

過去問集は、『楽学管理業務主任者 過去問8年間』です。


なぜこの2冊なのかというと、

 

『楽学マンション管理士・管理業務主任者 要点整理』は、試験範囲の要点に絞った内容なので、コンパクトで読みやすいです。

このコンパクトで読みやすいことが大事で、『楽学マンション管理士・管理業務主任者』シリーズには上下2分冊の基本書もあるのですが、これだけのボリュームを何度も読み返すのは、ちょっと大変です。

また、この一冊で、管理業務主任者とマンション管理士の両方の試験対策ができます。

この両試験は、出題範囲がほぼ同じで、試験日も1週間ズレているだけなので、私としてはダブル受験をおすすめします

 

過去問集は、問題そのものは同じでも、参考書と違う出版社のものを選んでしまうと、解説文のニュアンスに妙な違和感が出るので、同じ出版社のものを選ぶべきです。

それと、不動産関連資格の試験対策においては、やはり住宅新報社の参考書・問題集を使うのが王道でしょう。

 

あと、必ず、教材は最新版を用意して下さい。

管理者業務主任者試験で出題される法令等の中には、建築基準法のように毎年のように改正されるものがあり、特に重要な改正部分はトピックとして出題されやすいので、法改正に対応した教材を使う必要があるからです。

 

受験スケジュールは試験日から逆算して立てろ!

次は受験勉強のスケジュールを立てましょう。

ポイントは、試験日から逆算して受験スケジュールを立てまることです。

試験日から逆算してスケジュールを立てることにより、やるべきことをすべてやりきった直後に、すなわち頭がピークの状態で試験日を迎えることができます。

 

具体的には、今から試験までの残り期間を大きく3つに分けます。

3つの期間を、試験直前から逆算して、順に、③直前期、②アウトプット期、①インプット期とします。

③ 直前期は総復習です。期間は試験直前の1週間~10日間程度。

② アウトプット期は問題集をひたすら解きます。

① インプット期は基本書をひたすら読みます。

 

この①②③の各期にどれぐらいの期間を割り振るかは、試験までの残り期間に応じて設定しましょう。

 

もし残り期間が2ヶ月(9週間)なら、①4週間、②4週間、③1週間ぐらい。

もし残り期間が3ヶ月(13週間)なら、①6週間、②6週間、③1週間ぐらい。

 

ちなみに、管理業務主任者試験に合格するために必要な勉強時間は、一般に200~300時間程度と言われています。

私としては、この”超!効率的な勉強法”を使えば、忙しい社会人を想定しても2ヶ月=90~120時間あれば、十分に合格できると考えています。

受験生の属性(学生、主婦など)次第では、1日の勉強時間を増やすことで、さらなる短期合格も十分可能だと考えています。

※ 2ヶ月=90~120時間の計算式
  1日の勉強時間を、平日は2時間、土日は計5時間とします。
  1週間の勉強時間は、勉強できない日が週に必ず1日あるとして、6日間で10~13時間。
  したがって、2ヶ月(9週間)なら90~120時間。

 

3回転学習法でインプット

試験勉強とは、必要な知識を頭に入れ(インプット)、その知識を正しく解答する練習(アウトプット)をする作業です。

ということで、まずはインプット学習をします。

ここでは、学習効率が高いと言われる3回転学習法を使って、参考書を効率よくひたすら読み込みます。

 

1回転目

とにかく一気に完読しましょう。ここで大事なのはスピードです

各分野の全体像を把握すること、これから勉強する試験範囲のボリューム感を掴むことだけを意識して、わからない箇所はわからないままでいいので、どんどん読み進めます。

おそらく、法律を学んだ経験も、不動産業や不動産管理業に携わった経験もない方であれば、法律などの独特の言い回しや専門用語に相当てこずると思います。

でもこの段階では気にしないでいいです。どうせ後々わかってきますから。

 

2回転目

2回転目は、時間をかけてじっくり読み込みましょう。

「なるほど」と納得しながら読み進めていきます

1回転目で把握した全体像の中での位置付けも意識します。

ここでは、暗記はまだしなくていいですが、重要ポイント、暗記すべき語句や数値などを蛍光ペンでマーキングします。

 

3回転目

重要度の低そうな箇所は軽く読み飛ばし、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記しましょう

区分所有法・民法・マンション管理適正化法の3法は頻出科目なので、よく理解しましょう。

また、法律用語など暗記すべき語句や数値がたくさん出てきます。

暗記作業はつらいです。こちらの記事では、暗記作業のコツというか、少しでもラクに行える心理効果を紹介しています。

資格受験生必見!暗記に役立つ心理効果【エピソード記憶&マジカルナンバー7±2】
つらい暗記作業がラクになる心理効果を2つ紹介します。気持ちや感想、身体の動きをセットにして「エピソード記憶」化してしまうことで暗記効率を高めることができます。「マジカルナンバー7±2」を活用し、多くの情報をチャンク化できれば暗記効率を高めることができます。

 

過去問集でアウトプット

管理業務主任者試験では、過去問集を使ったアウトプット学習がものすごく重要です。

過去問を数多く解いていけば、出題形式にも慣れ、よく出る論点も浮かび上がってきます。

例えば、文の末尾だけ「…しなければならない。」を「…することができる。」に変えているような”ひっかけ問題”にも対応できるようになります。

なにより、管理業務主任者試験は、出題の大半が過去問の焼き直しだと言われており、過去問をしっかり攻略しておけば、本試験のほとんどの問題を解くことができるのです。

なので、ひたすら過去問集を解き、答え合わせをし、復習しましょう。

 

ここでの復習についてですが、4肢択一式の管理業務主任者試験では、適当に選んだ答えが正解している場合もあるので、正解したといっても必ずしも理解できているとは限りません。

正答・誤答に関係なく、わからない選択肢をチェックしておいて、後でその選択肢を復習するようにします。

 

ラスト1週間(10日間)は総復習

試験直前の1週間(10日間)は、むやみに手を広げてはダメです。

参考書のマーキング箇所と過去問で何度も間違えた選択肢だけを徹底的に復習し、試験日に頭をピークの状態に持っていきましょう。

そして、前日の晩は早めに寝て、頭と体が共に万全の状態で、試験当日を迎えてください。

 

まとめ

以上が、管理業務主任者試験のための、やるべきことしかやらない”超!効率的な勉強法”です。

まとめると、こんな感じです。

1.教材は、最新版の参考書1冊と過去問集1冊のたった2冊で十分。

2.スケジュールは、試験日から逆算して立てる。

3.インプットは、3回転学習法を使って効率的に。

  • 1回転目は、全体像とボリューム感の把握だけを意識して、一気に完読する。
  • 2回転目は、時間をかけてじっくり読み込み、重要ポイント等マーキングする。
  • 3回転目は、2回転目にマーキングした重要ポイント等を復習し、暗記する。

4.アウトプットは過去問集だけ。ひたすら解き、答え合わせをし、復習する。

5.直前期は、やったことだけ徹底的に復習し、試験日に最高の状態に持っていく。

 

あなたが管理業務主任者に興味を持ち、資格を取得しようと考えているなら、この記事が必ずお役に立つと確信しています。

頑張りましょう!!

 

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コメント

  1. かたい より:

    管理人さんはこの勉強方法でマンション管理士と管理業務主任者をダブル受験をして合格できたのでしょうか?

    • はい。それも宅建も含めたトリプル受験です。スケジュール立てや勉強範囲を最低限に絞ることで十分に可能です。具体的には、以下の記事が参考になると思いますよ。https://get-daze.net/2018/09/09/triple-license/

  2. マツケン より:

    他の問題集などは使用しなかったのですか?この要点集と過去問題集だけで、マンション管理士と管理業務主任者合格ですかあーー

    • マツケン様
      当サイトにご訪問いただきありがとうございます。
      そうです。私はマン管試験と管業試験では、この2冊だけを繰り返し勉強しました。
      私の経験上、この2冊の内容を消化できれば、合格する力がついているはずです。

      • まつけん より:

        ありがとうございました、宅建士はもう何年も前に合格してまして、記憶が曖昧なところがありますが、これから勉強スタートします、勇気がでました、ありがとうございました。

  3. まつけん より:

    ご無沙汰してきます、要点整理の右上に、マンション管理士と管理業務主任者のでた年度のがあるのですが、やはり参考になりますか?

    今年、両方受けるので、すべてやらないといけないのはわかってるのですが、試験の切り替えとかもあるので、どうかと思いまして連絡しました。

    • まつけんさん
      要点整理を完璧にする必要はありません。
      時間が足らなくなるので適当に切り上げましょう。
      過去問対策がメインなので、そちらに時間をかけましょう。
      頑張りましょう!

  4. まつけん より:

    ありがとうございます〜過去問題集にうつります、過去問題集から何を問われてるのかをチェックしながらやっていきます、ありがとうございます

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